埋込設置 ケース付き電動スクリーン
電動ケース付きスクリーン(シアターキューブ)を天井に埋め込む
下の図は、天井埋め込みボックスの基本寸法を示したものです。 天井に埋め込むスクリーンボックスに必要な寸法は、深さ(H)、奥行き(D)、幅(BOX W)の3種類です。
深さ(H)について
深さが深ければ深いほどスクリーンが見えにくくなりますし、逆に浅いとスクリーンが見えやすくなってしまいます。視聴位置よりスクリーン本体が見えにくくなる深さ(H)150mmをおすすめします。
奥行き(D)について
奥行きは、深さとは異なるのでご注意下さい。奥行きは、ボックスの手前から、奥までの距離の事です。この奥行きは、広ければもちろんスクリーンが入りますが、あまり広すぎるとかっこ悪いので、適切なサイズで作ると見た目にもスッキリとしたものができると思います。
その狭く作る時のオススメ奥行き寸法は150mmです。150mm以下ですとスクリーンを設置することができませんのでご注意ください。
幅(BOX W)について
この幅は、スクリーンサイズによって変わってくるので、まずはスクリーン幅ではなくスクリーン本体の製品全幅を調べて下さい。ボックスの幅は、外形幅+70mm(コンセント幅)+50mm(余裕として)が必要です。
コンセントを縦ではなく、横にする場合は、70mm→120mmになります。
例えばWCB2220FHDの場合は、
2301mm(外形幅)+70mm(コンセント幅)+50mm(余裕として)=2421mm
というような感じになります。
ただこのように最小で作ると、右側にコンセントがあるので、シアターキューブの取り付けは自然と左寄りになってしまいます。これが気になる方は、あと120mm大きく作ると、ボックスの中央にシアターキューブを取り付けられるようになります。
コンセントの位置
通常通りの設置でしたら、電動ケース付きスクリーン電源コードは、スクリーンに向かって右側から出ているのでコンセントは、ボックスの右側に設置するのがベストです。
マウントブラケットの位置
スクリーンボックスができたら、次にマウントブラケットを取り付けなければなりません。ブラケットの位置がずれると取り付けできなかったり、取り付けができても取り外しができなくなったりしてしまうので注意して下さい。
ブラケットの横方向の位置は、ケース付き電動スクリーン設置方法ページを参考にして下さい。
横方向の位置がわかったら次は、縦方向の位置です。縦の位置は、スクリーンボックスの奥から72.5mmの位置にネジがくるようにブラケットを取り付けて下さい。そしてブラケットのレバーが手前に向くように取り付けて下さい。